心が辛いと感じた時に、「死にたい」や「生きてても意味がない」と思い悩んで、生きることに疲れてしまう事があります。
どうして私達に苦しい事が起きるのでしょうか。
どうして私達は生きるのでしょうか。
辛い事が重なると、どうしても今の現状から逃げたいと思い、「死」を選択すれば楽になると考えてしまいます。
辛い時、苦しい時というのは、なかなか自分では客観視しにくい状態なので、感情や行動が優位に表れます。
例えば、身近な人に酷い事をされたとします。
それを受け取った本人は自分に自信がなかった為、「自分が悪いから相手はそんな事をしたんだ」などと思います。
そして辛い気持ちになると、涙が出たりイライラして気持ちが不安定になったり、相手や自分の事をいつまでも考え、くよくよして何もやる気が起きなかったりして、辛くて苦しい負の連鎖から抜け出せなくなってしまいます。
するとストレスを抱える様になり、原因不明の症状が出て身体にも影響が出始めるのです。
私達は起きた出来事や悩みに対して、自動的に考え、その思考が感情を作り、感情が行動や身体に影響を与えるとされています。
マイナスな思考からなかなか抜け出せずにいると、ネガティブになりやすく、普段はしない考えや行動を起こして自分を大切に出来なくなってしまいます。
辛い気持ちは誰にでも起こる感情です。
その感情をどう対処するかによって、辛い感情が和らいだり、早く立ち直れたり、または予防も出来るのです。
気持ちを緩和する
辛い気持ちのままでいると注意力が散漫したり、上の空で集中できなくなったりするとミスやトラブルの原因にもなってしまうでしょう。
辛くてどうしようもないと感じたら、考える事をストップしましょう。
あれこれ考えてしまうから辛いのです。
まずは辛くなる気持ちにならないように、考えない事です。
辛い事を打ち明けてみる
信頼できる人に話を聴いてもらうだけで、気持ちが楽になります。
抑えていた感情も話す事によって解放され、冷静に自分を客観視する事が出来るようになります。
どうすればいいのか、どうしたいのかを考えるより、まずは自分の気持ちを整理して、辛い感情を吐き出しましょう。
気持ちを切り替えてみる
「自分に自信がないからだ」などと考えた為に、あれこれ考えてしまい生きるのが辛く苦しいと感じてしまうのです。
自分に自信がないのは「経験がないからだ」や「もう少し違う考え方をしてみよう」など、自分が辛くならない思考にもっていけると気持ちが前向きになって、「死にたい」などと考えなくなるでしょう。
出来る事から始めてみる
気持ちが前向きになれたら、目の前の事に集中したり、したいと思っていた事を始めてみるといいでしょう。
気持ちが沈んでいる時は、なかなか行動に移す事は簡単ではありません。
心が元気ならフットワークも軽くなって、気分良く過ごす事が出来るでしょう。
辛くなっても大丈夫
辛い出来事は誰にでも起こります。しかし、辛い感情が起こるのは自分の頭の中で起こっているので、辛いと感じたら早めに対処する事が出来ます。
気持ちを乗り越えるには、時間もかかったり、一度では解決する事が難しい場合もあります。
何度も繰り返し繰り返し自分の気持ちと向き合えば、きっと明るい未来が見えて来るでしょう。
生きるという事
「何のために生きているのか」「自分はどう生きたらいいのか」などと考えるのは良い事だと思います。
しかし、考え過ぎてしまうのは良くないでしょう。生きる意味を探して、自分で生きる意味を否定していては心が苦しくなるからです。
生きる目的や答えは、人それぞれで正解はないと思います。
考えて苦しくなるのであれば、考えをストップし、心から幸せを感じられる様な事をしていくと「生きている意味」が見えてくるのではないでしょうか。
分からなくなってしまったら
一人で悩んで考えていると、どうしても行き詰ってしまったり、自分が分からなくなってしまいます。
また、感情を抑え込んでしまうとストレスを受けやすくなってしまうでしょう。
心の翼 沼津店では、あなたの辛い気持ちを優しく受け止めて、心のケアをしていくサポートをしております。
どうしたらいいのかを一緒に考えて、心の幸せを見つけていきましょう。
当店のカウンセリングでは悩みや問題を解決していくサポートの他に、心の癒しを身体の内側から感じていただける空間をご用意しております。
お気軽にご相談ください。